2010-12-08

スピードの獲得

 1870年頃、英国のジェームズ・スターレーが、スピードを追求するために前輪を巨大化させたペニー・ファージング型自転車を発売し好評を博した為、多くのメーカーが追随。前輪は拡大を続け、直径が1.5メートルを超えるものも出現した。当時盛んに行われたレースなどスポーツ用に特化したもので、長距離のクロスカントリーライドまで行われた。しかし安定性が悪く、日常用としては運用が困難であり、転倒すれば頭から落ちるような危険な乗り物であった。日本ではだるま車などと呼ばれた。

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